JavaScript入門 - パート1
JavaScriptは、ウェブ開発で広く使われているプログラミング言語です。初心者でも理解しやすいように、基本的な概念と使い方を説明します。
JavaScriptの基本
1. JavaScriptとは
JavaScriptは、ウェブページを動的にするためのプログラミング言語です。HTMLやCSSと共に使われ、ユーザーの操作に応じて内容を変更したり、アニメーションを追加したりすることができます。
2. JavaScriptの使い方
JavaScriptは、HTMLファイル内に直接書くか、外部ファイルとして読み込むことができます。基本的な使い方を見てみましょう。
HTMLファイル内に直接書く方法:
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>JavaScript入門</title>
</head>
<body>
<h1>こんにちは、JavaScript!</h1>
<script>
// ここにJavaScriptのコードを書きます
alert('ページが読み込まれました!');
</script>
</body>
</html>
外部ファイルとして書く方法:
- 外部ファイルを作成します(例:
script.js
)。
// script.js
alert('ページが読み込まれました!');
- HTMLファイルで外部ファイルを読み込みます。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>JavaScript入門</title>
</head>
<body>
<h1>こんにちは、JavaScript!</h1>
<script src="script.js"></script>
</body>
</html>
基本的な構文
3. 変数
変数はデータを保存するための箱のようなものです。JavaScriptでは、var
、let
、const
を使って変数を宣言します。
var
: 再宣言可能、再代入可能。スコープが関数単位。let
: 再代入可能、再宣言不可。スコープがブロック単位。const
: 再宣言不可、再代入不可。スコープがブロック単位。
var name = "太郎";
let age = 25;
const isStudent = true;
console.log(name); // "太郎"
console.log(age); // 25
console.log(isStudent); // true
4. 基本的なデータ型
JavaScriptにはいくつかの基本的なデータ型があります。以下に主なものを紹介します。
- 数値 (Number): 整数や小数。
let number = 42;
let pi = 3.14;
- 文字列 (String): テキストデータ。
let greeting = "こんにちは";
let name = "太郎";
- ブール値 (Boolean):
true
またはfalse
。
let isJavaScriptFun = true;
let isTired = false;
- 未定義 (Undefined): 値が未定義。
let something;
console.log(something); // undefined
- ヌル (Null): 値が空であることを表す。
let nothing = null;
console.log(nothing); // null
基本的な操作
5. 数値の演算
JavaScriptでは基本的な算術演算が可能です。
let a = 10;
let b = 5;
let sum = a + b; // 15
let difference = a - b; // 5
let product = a * b; // 50
let quotient = a / b; // 2
let remainder = a % b; // 0
6. 文字列の操作
文字列を連結したり、文字列の一部を取り出したりすることができます。
let firstName = "太郎";
let lastName = "山田";
let fullName = firstName + " " + lastName;
console.log(fullName); // "太郎 山田"
まとめ
今回はJavaScriptの基本的な概念と使い方を紹介しました。次回は、条件分岐やループ、関数について詳しく見ていきましょう。これらの基本を押さえることで、より高度なJavaScriptのプログラミングができるようになります。
コメント
コメントを投稿