Pythonの基本(Part 4)
16. モジュールの作成と利用
Pythonでは、自分自身でモジュールを作成して再利用することができます。
例えば、以下のような関数を持つmy_module.py
というファイルを作成し、別のスクリプトでそのモジュールを利用できます。
# my_module.py
def add(a, b):
return a + b
# 別のスクリプト
import my_module
print(my_module.add(3, 5)) # 8を出力します
17. テストとデバッグ
Pythonでは、unittest
やpytest
などのライブラリを使用してテストを作成することができます。また、print()
文やデバッガを使用してデバッグを行うこともできます。
# test_example.py
import unittest
from my_module import add
class TestAddFunction(unittest.TestCase):
def test_add(self):
self.assertEqual(add(3, 5), 8)
if __name__ == '__main__':
unittest.main()
# テストを実行する
# $ python test_example.py
18. パッケージの作成
複数のモジュールを含むパッケージを作成することもできます。パッケージは、複数の関連する機能をひとまとめにするために使用されます。
my_package/
│ __init__.py
│
├── module1.py
└── module2.py
19. 仮想環境の使用
Pythonプロジェクトごとに独立した環境を作成することができます。これにより、プロジェクトごとに異なるライブラリのバージョンを使用することができます。
# 仮想環境の作成
# $ python -m venv myenv
# 仮想環境の有効化
# Windows
# $ myenv\Scripts\activate
# macOS/Linux
# $ source myenv/bin/activate
# 仮想環境の無効化
# $ deactivate
20. コミュニティとドキュメント
Pythonには広大なコミュニティがあり、質問や情報を共有するための多くのオンラインリソースがあります。また、公式ドキュメントも充実しており、Pythonの機能やライブラリの使用方法を学ぶのに役立ちます。
これで、Pythonの基本(Part 4)についての解説が完了しました。Pythonの世界は広大で、さまざまな可能性があります。楽しんで学んでください!
コメント
コメントを投稿