PHP8 基本構文とPSR12
PHP8の基本構文
PHP8は最新の構文機能を多数追加し、開発者の生産性を向上させました。まず、文末のセミコロンは必須で、これを忘れると構文エラーになります。PHPは関数名やメソッド名は大文字小文字を区別しませんが、変数名は区別します。したがって、関数名やメソッド名は自由に書けますが、可読性を保つために慣例に従うことが推奨されます。例えば、echoとprintはどちらも文字列を出力しますが、echoは複数の引数を取れる点が特徴です。
コメントアウトはシングルラインで//、#、またはブロックコメントで/* */を使用します。コメントはコードの説明や一時的な無効化に便利です。PHP8ではmatch式やreadonlyプロパティ、union typesなどが導入され、より安全で表現力豊かなコードを書くことが可能です。
PHPタグと出力関数
PHPコードは<?phpと?>で囲むことでHTML内に埋め込むことができます。短縮タグ<?=は常に有効で、echoの省略形として使えます。例えば、<?= $name ?>はecho $name;と同等です。
出力関数としてはechoとprintが主流です。echoは複数の引数を取れるため、連結が不要です。printは常に1を返すため、式の中で使うことができます。両者の違いはほとんど実務で感じることは少なく、好みで選択されます。
コーディング規約とPSR-12
PHPコミュニティではPSR(PHP Standard Recommendation)に基づくコーディング規約が広く採用されています。PSR-12はPSR-1とPSR-2を統合したもので、インデントは4スペース、クラス名はキャメルケース、メソッド名はキャメルケースなどのルールが定められています。これに従うことで、複数人での開発やオープンソースプロジェクトへの貢献がスムーズになります。
PSR-12では、ファイルの先頭にdeclare(strict_types=1);を置くことが推奨され、型安全性を高めます。また、ファイルの終わりに空行を入れること、クラスのプロパティは可視性を明示すること、メソッドの引数と戻り値に型宣言を付けることなど、細かな規則が設けられています。これらを守ることで、コードの可読性と保守性が大幅に向上します。
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