PHP8で型推論と定数を極める
PHP8の変数とデータ型
PHP8では変数の扱いがより厳格になり、データ型の安全性が向上しました。変数は $var のようにドル記号で始まり、任意のデータ型を保持できます。PHP8では型宣言が導入され、関数やメソッドの引数・戻り値に対して int、string などの型を明示できます。これにより、型エラーを早期に検出できるようになりました。
また、型推論も強化され、変数に代入された値から自動的に型が推測されます。例えば、$num = 10; とすると、$num は int と推論されます。型推論はコードの可読性を高め、型安全性を保つための重要な機能です。
スカラー型と型宣言・型推論
スカラー型とは、数値や文字列、真偽値など単一の値を表す型です。PHP8では int、float、string、bool がスカラー型として扱われます。これらは関数の引数や戻り値に型宣言を付けることで、期待するデータ型を明確にできます。
function add(int $a, int $b): int {
return $a + $b;
}
上記の例では、add 関数は整数のみを受け取り、整数を返すことが保証されます。型宣言がない場合、PHPは動的に型を解釈しますが、型推論により自動的に型が決定されるため、開発者は明示的に型を指定しなくても安全にコードを書けます。
変数のスコープと定数
変数のスコープは、変数が有効な範囲を決定します。PHPでは主に グローバルスコープ と ローカルスコープ が存在します。関数内で宣言された変数はローカルスコープに属し、関数外からはアクセスできません。グローバル変数を関数内で使用する場合は global キーワードや $GLOBALS 配列を利用します。
定数は変更できない値を保持するために使用します。PHP8では const キーワードと define() 関数の両方が利用可能です。const はクラス定数や名前空間定数としても使え、より型安全です。define() は実行時に定数を定義する場合に便利です。
const PI = 3.14159;
define('VERSION', '1.0.0');
定数は大文字で命名するのが慣例で、コードの可読性と保守性を高めます。定数を使うことで、設定値や固定値を一元管理でき、バグの発生リスクを低減できます。
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