CLIでVSCode+TS開発
CLIでGASを効率化
Google Apps Script(GAS)は従来、Web IDEでの編集が主流でしたが、Command Line Apps Script(CLI)を導入することで、ローカル開発と自動化が可能になります。CLIを使えば、スクリプトのビルド、テスト、デプロイを一括で実行でき、開発効率が飛躍的に向上します。
CLIは gapps というツールをベースにしており、gapps deploy でスクリプトを即座にアップロードできます。さらに、gapps test でユニットテストを実行し、CI/CDパイプラインに組み込むことも簡単です。
Claspとローカル開発のワークフロー
Clasp(Command Line Apps Script Project)は、ローカルでGASプロジェクトを管理するための公式CLIツールです。Claspを使うと、VSCodeや他のエディタでTypeScriptを利用しながら開発できます。
基本的な流れは次の通りです。
1. clasp create --type sheets --title "My Sheet Script" でプロジェクトを作成。
2. clasp clone でリモートコードをローカルに取得。
3. TypeScriptでコードを書き、clasp push で変更を反映。
4. clasp pull で他メンバーの変更を取得。
このワークフローにより、ローカル開発のメリット(高速な編集、デバッグ、バージョン管理)をGASに持ち込むことができます。
VSCode + TypeScriptで開発効率アップ
VSCodeは拡張機能が豊富で、GAS開発に最適化されたプラグインが多数存在します。特に Clasp 拡張と Google Apps Script 拡張を組み合わせると、コード補完、Lint、デバッグが可能になります。
TypeScriptを導入することで、型安全性が向上し、エラーを早期に検出できます。tsconfig.json を設定し、google-apps-script の型定義をインストールすれば、VSCode内で完璧な開発体験が得られます。
さらに、prettier と eslint を併用すれば、コード品質を保ちながら開発速度を落とさずに済みます。
Git管理とバージョン管理のベストプラクティス
GASプロジェクトはクラウド上にあるため、ローカルでのGit管理が不可欠です。Claspは clasp pull と clasp push を Git の pre-commit / post-merge フックに組み込むことで、常に最新状態を保てます。
ブランチ戦略としては、main をデプロイ用に固定し、機能追加は feature/* ブランチで行い、Pull Request でレビュー後にマージします。これにより、バージョン管理が明確になり、ロールバックも容易です。
また、GitHub Actions を利用して clasp deploy を自動化すれば、CI/CD パイプラインが完成します。テスト失敗時にデプロイをブロックする設定にすれば、品質を保証できます。
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