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「Cursor」は月額20ドルの価値があるか? 40代管理職が全社導入を検討してみた結果

「Cursor」は月額20ドルの価値があるか? 40代管理職が全社導入を検討してみた結果

はじめに:部下からの導入要望vs.コスト意識

「部長、開発ツールをCursorに変えたいんですが」
最近、現場からこんな声が上がってくるようになりました。聞けば月額20ドル。今の円安(150円換算)だと3,000円。GitHub Copilotも払ってるのに、さらに追加コスト?正直、財布の紐を握る身としては渋い顔をせざるを得ません。

「エディタなんてメモ帳でいいんだよ(極論)」と言いたくなるのをグッと堪え、まずは自分で自腹を切って試してみました。結論から言います。これ、開発速度が倍になります。稟議通しましょう。

基礎知識:結局、VSCode Copilotと何が違うの?

CursorはVSCodeをフォークして作られているので、見た目はほぼVSCodeです。じゃあ何が違うのかというと、「AIファースト」なUX設計です。

Copilotが「賢い補完機能」だとしたら、Cursorは「隣にいるペアプロ相手」です。特に cmd+k での編集機能や、チャットでプロジェクト全体のファイルを横断して質問できる機能(Codebase Context)は、Copilotのチャット機能より頭一つ抜けています。「この関数のバグ直して」と言ったら、修正案を提示するだけでなく、Diffを表示してそのまま適用ボタンまで出してくれる。この体験は一度味わうと戻れません。

実装・設定:既存のVSCode設定を一瞬で移行する方法

導入のハードルとなるのが「環境移行」ですが、Cursorは初回起動時に「Extensionも設定も全部インポートする?」と聞いてくれます。ワンクリックです。

キーバインドもそのまま、テーマもそのまま。私が長年育て上げた Emacsキーバインド も無事に引き継がれました。移行コストはほぼゼロと言っていいでしょう。これなら忙しい現場でも「環境再構築が面倒で…」という言い訳は通用しませんね。

応用テクニック:コードベース全体を読ませたリファクタリング

管理職として一番感動したのは、大規模リファクタリングの支援です。
「このフォルダ以下のコード、全部Python 3.12の新機能を使って書き直して」みたいな指示が通ります。

Check: 特に「レガシーコードの解析」に絶大な威力を発揮します。「この怪しい関数、どこから呼ばれてるの?」と聞けば、依存関係を洗って解説してくれます。ドキュメントのないスパゲッティコードと戦う我々の救世主です。

トラブルシューティング:社内規定とセキュリティの壁

さて、一番の懸念点は「コードがAI学習に使われないか?」です。ここがクリアにならないと全社導入はできません。
Cursorには「Privacy Mode」があり、これをONにすれば学習には使われない(と明記されています)。エンタープライズ版契約ならSSOなども対応しています。

ただし、それでも「クラウドにコードを送る」こと自体がNGなプロジェクトもあるでしょう。その場合は、残念ながら導入不可です。ルールを変えるか、ツールを諦めるか。管理職の政治力が試される場面です。

まとめ:エンジニアの「時間」を買うと思えば安い

月3,000円は高いでしょうか? Cursorを使うことで、1日1時間の残業が減るなら、時給換算で数日で元が取れます。経営的視点で見れば、圧倒的に高コスパな投資です。

「道具に頼るな」という精神論もわかりますが、良い道具で楽をして、空いた時間で新しい技術を学ぶ。それがこれからのエンジニア(と、それを支える組織)のあり方ではないでしょうか。私は明日、稟議書を書きます。

この記事はAI技術を活用して作成されましたが、内容は慎重に確認されています。

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