Deviseで認証・権限
Ruby応用で認証と認可を実装する背景
Railsアプリケーションでは、ユーザー認証と権限管理(認可)が不可欠です。Ruby応用の観点からは、認証と認可を分離し、再利用性とテスト容易性を高める設計が求められます。認証は「誰がアクセスするか」を決定し、認可は「何ができるか」を制御します。
DeviseとSorceryの比較
Deviseは機能が豊富で設定が簡単ですが、カスタマイズが難しい場合があります。一方、Sorceryは軽量で柔軟性が高く、必要な機能だけを組み込むことができます。以下は両者の設定例です。
# Gemfile
gem 'devise' # もしくは gem 'sorcery'
# Deviseのインストール
rails generate devise:install
rails generate devise User
# Sorceryの設定
rails generate sorcery:install
# config/initializers/sorcery.rb で認証メソッドを追加
PunditとCanCanCanで権限管理
Punditはポリシークラスで細かい権限を定義し、CanCanCanはDSLで簡潔に記述できます。実装例を示します。
# Pundit
class PostPolicy
attr_reader :user, :post
def initialize(user, post)
@user = user
@post = post
end
def update?
user.admin? || post.user_id == user.id
end
end
# CanCanCan
class Ability
include CanCan::Ability
def initialize(user)
can :manage, :all if user.admin?
can :read, Post
can :update, Post, user_id: user.id
end
end
ログイン機能とセキュリティ対策
ログイン機能を実装する際は、パスワードハッシュ化、CSRF対策、セッション固定化防止などを行います。Deviseはこれらを標準で提供し、Sorceryはミドルウェアで追加できます。
# Deviseのセキュリティ設定
config.password_length = 8..128
config.timeout_in = 30.minutes
config.remember_for = 2.weeks
また、認可ライブラリと組み合わせることで、権限管理とセキュリティを一元化できます。
まとめ
Ruby応用で認証と認可を実装する際は、DeviseやSorceryで認証を、PunditやCanCanCanで権限管理を行うことで、保守性とセキュリティを両立できます。ログイン機能の設計は、ユーザー体験と安全性を両立させるために不可欠です。今後は、OAuthやJWTなどの外部認証プロバイダとの連携も検討すると良いでしょう。
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