GAS変数・定数とデータ型
GAS初心者のための変数と定数の基礎
Google Apps Script(GAS)はJavaScriptをベースにしているため、変数と定数の宣言方法は同じです。変数と定数は、宣言と代入で構成されます。GAS初心者が最初に覚えるべきキーワードは var、let、const です。
例として、スプレッドシートのセルに値を書き込む簡単なスクリプトを示します。
function writeValue() {
var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
let row = 1;
const column = 1;
sheet.getRange(row, column).setValue('Hello GAS');
}
上記のコードでは var でシートオブジェクトを、let で行番号を、const で列番号を宣言しています。const は再代入できない定数で、値が変わらないことが保証されます。
var, let, const の使い分け
GASでの var は関数スコープを持ち、変数が宣言される前に参照できる「ホイスト」現象があります。let と const はブロックスコープで、宣言前に参照するとエラーになります。
- var:古いコードや関数内での一時的な変数に適しています。
- let:ループや条件分岐内で変数を再代入したい場合に使用します。
- const:値が変更されない定数に使用し、コードの可読性と安全性を高めます。
GAS初心者は、まず const を使い、必要に応じて let を選択するのがベストプラクティスです。
データ型と代入の実践例
JavaScript(GAS)には主に以下のデータ型があります。
- 数値(
Number) - 文字列(
String) - 真偽値(
Boolean) - オブジェクト(
Object) - 配列(
Array)
以下は数値、文字列、真偽値を代入し、セルに書き込む例です。
function writeData() {
const num = 42; // 数値
const text = 'GAS'; // 文字列
const flag = true; // 真偽値
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
sheet.getRange(1, 1).setValue(num);
sheet.getRange(2, 1).setValue(text);
sheet.getRange(3, 1).setValue(flag);
}
このように const で宣言した変数は、代入後に値を変更できません。数値や文字列、真偽値を扱う際は、型を意識してコードを書くとバグを減らせます。
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