GoでDI&モックで疎結合設計
Go実践の基礎
Go言語はシンプルさと高速実行が特徴で、実務での導入が進んでいます。実践的な開発では、パッケージ構成やビルドツールの選定、テスト駆動開発(TDD)を意識することが重要です。まずは標準ライブラリを活用し、必要に応じて外部パッケージを追加することで、コードの再利用性と保守性を高めます。
インターフェース活用と抽象化
Goのインターフェースは、型の抽象化を実現する強力な手段です。インターフェースを定義し、実装を分離することで、疎結合な設計が可能になります。例えば、データベースアクセスを抽象化したRepositoryインターフェースを作成し、実装を切り替えるだけでテスト環境と本番環境を切り替えられます。
type Repository interface {
Find(id string) (*Entity, error)
Save(e *Entity) error
}
このように抽象化することで、コードの柔軟性が向上し、将来的な拡張も容易になります。
DIと依存性の注入
依存性の注入(DI)は、コンポーネント間の結合を緩め、テスタビリティを高める設計手法です。Goではコンストラクタインジェクションが一般的で、構造体のフィールドにインターフェースを注入します。以下は簡単な例です。
type Service struct {
repo Repository
}
func NewService(r Repository) *Service {
return &Service{repo: r}
}
DIを導入することで、実装を差し替えるだけでテストが容易になり、設計の柔軟性が大幅に向上します。
モック作成とテスタビリティ
テストを効率的に行うためには、モックを作成して依存関係を置き換えることが不可欠です。Goではgomockやtestify/mockなどのライブラリが利用できます。以下はgomockを使ったモックの作成例です。
mockCtrl := gomock.NewController(t)
mockRepo := mock.NewMockRepository(mockCtrl)
mockRepo.EXPECT().
Find(gomock.Any()).
Return(&Entity{ID: "1"}, nil).
Times(1)
service := NewService(mockRepo)
_, err := service.Get("1")
assert.NoError(t, err)
モックを活用することで、外部リソースに依存せずにロジックを検証でき、テスタビリティが飛躍的に向上します。さらに、疎結合な設計と組み合わせることで、長期的なメンテナンスコストを削減できます。
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